アイゼンとピッケルの使い方!冬山登山では必需品

アイゼンとピッケルは冬山登山では必需品

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アイゼンピッケルは雪の登山には欠かせない登山道具ですが、正しい使い方を知らないと無用の長物となンります。アイゼンとピッケルは冬の山行きの行動範囲を劇的に広げてくれる非常に重宝でかつ有効な道具です。これなしでは厳冬期の山や早春の森林限界以上のエリアへの山行きは不可能です。


アイゼンとピッケルの使い方は重要!

昨今1万円以下で買えるような安いタイプのものが売られています。雪山へとステップアップした中高年の登山者が気楽に買う人が多くなっています。しかしアイゼンもピッケルも雪山で身を守る、あるいは登頂するための有力な道具ですが、逆に使い方を誤ると凶器になる危険性もはらんでいます。

氷結した雪山でもし転倒すればアイゼンだけでは滑落防止にはなりません。アイゼンは登るための道具であって、滑落を止めるための道具ではありません。滑落防止にはピッケルが必要です。ピッケルによる滑落防止と組み合わせて初めて雪山登山が可能となります。

雪山登山の技術講習会ではこのアイゼンとピッケルの使い方も重要なカリキュラムです。

つまりアイゼンもピッケルもあらかじめ基礎的な技術を習得していないと、いざという時に全く役に立ちません。十分な実技を伴う技術習得があってこその道具です。雪山行きの計画があるならば、前もって、様々な教育機関がありますから、これに参加して実技講習を受けてください。


アイゼン

アイゼンを履くことによって雪山の行動範囲がぐっと広がります。雪山では極めて優れた道具ですが、反面、数々のデメリットもあります。その1つはアイゼンを履くと重心がその分高くなり、不安定となります。不安定な状態ではアイゼンの爪が雪面の凸凹やスパッツに引っ掛かって益々転倒し易くなります。疲れてくると主に下りですがちょっとした弾みで転倒する可能性があります。2つ目は一度転倒すればアイゼンでは滑落防止にはなりませんから滑落中に爪が何かに引っかかってたちまち足は骨折、ねんざ、打撲などのトラブルとなります。3つ目はアイゼンでの転倒のほとんどが爪を引っかけることでの前転転倒です。

前転転倒ですと滑落停止姿勢を取る間に加速がついて制御不能となります。転倒後の瞬時(1秒)の行動が勝負となります。

大変便利な道具ですが、その裏に潜むリスクも、十分な技術取得と合わせて理解しておいて欲しいものです。


ピッケル

ピッケルに多少慣れてきたとしても、もし下山時につまずいて頭から谷に投げ飛ばされた時に、確実に滑落防止姿勢が取れますか? もしこの自信がなければ山行きは無理です。

スキー場でツルツルの合羽を着て、体がしっかり覚えるまで何度も滑落防止訓練を行いましょう。(アイゼンは履かないで) あるいはスポーツ店などで開催するピッケル、アイゼンの技術講習会に参加して徹底的に体に覚えさせてください。

ピッケルの役割として重要なのは滑落を止めたり、支点にしたり、ホールドしたりと雪の特性である滑りから身を守る道具です。最近では杖として使用される場合が多いですが、ちゃんとした技術を取得していないと怖いことになります。

ピッケルは縦走用アイス用アイスミックス用があります。アイゼンと同じです。

行く山に合わせて選択します。

ピッケルを最初に選ぶとき、長さで迷うことがあるでしょう。身長170㎝くらいの人であれば長さは50~55㎝くらいが適当です。

ピッケルは山で落とさないようにシーリュ(流れ防止)を使います。肩掛けタイプと手首に回すタイプがあり、主流は手首に回すタイプです。ピッケルの重さも色々あります。なるべく軽いものがいいですが、ヘッドはある程度の重さがないと雪への食い込みがしにくくなります。


今回のまとめ

  • アイゼンとピッケルの使い方!冬山登山では必需品
  • アイゼンとピッケルの使い方は重要!
  • アイゼン
  • ピッケル

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