あさり堀りのアサリの美味しい食べ方

北海道では秋は水温が上がらないため産卵は春の一度だけですが、あさり は通常年に二回産卵するので、旬も二度あります。

産卵を控えて身が肥る春先と秋口が最も美味しい時期です。

潮干狩りはレジャーとしても人気が高く、気候も良くなるGW頃は子供連れの行楽客で日本各地の海岸が賑わいます。


あさり堀りのアサリの美味しい食べ方

あさりの産地

国内で漁獲量が多いのはダントツで愛知県、次いで静岡県、三重県です。東京湾もかつてはあさりの有名な産地でしたが、水質汚染や埋め立てで数が減り、純粋な江戸前のあさりは大変希少なものになってしまいました。

あさりは養殖技術が発達しているので、中国や北朝鮮からの輸入物を一定期間飼育する「活かし込み」によって安定供給が可能になっていますが、国産のあさりは全漁獲量の約5%にすぎません。


あさりの砂出し

あさりが成長する砂地は塩分濃度が海水より少し低めです。

育った浜の海水で砂抜きするのがもっとも効果的ですので、潮干狩りに行くときは海水を持ち帰るためのペットボトルを用意しておくと便利です。

浜の海水が手に入らないときは、海水より少し薄めの塩水(3%程度 水200mlに粗塩6g)に浸けて砂抜きします。ポイントは4つです。

  • あさりが重ならないように平らな容器を使います(できれば吐いた砂を再び吸い込まないように底にスノコかざるを敷いておきます)。
  • 塩水の分量はあさりの頭が少し水面に出るくらいです。
  • 新聞紙を被せて冷暗所に6時間ほど置きます。気温が21℃をこえるときは冷蔵庫に入れます。
  • 砂出しが終わったらあさりをこすり合わせて流水でよく洗います。ざるにあげて常温に2時間ほど置いておくとうま味成分のコハク酸が増えます(夏は冷蔵庫に入れておきます)。

おすすめあさり料理

あさりの酒蒸し

フライパンにあさりを入れ、酒大さじ2を加えて蓋をし、強火にかけます。

蒸気が上がってきたら、フライパンを揺すって全体にまんべんなく火が当たるようにします。

口を開けたあさりから皿に取り、全部取り出したら残った蒸し汁をあさりにかけます。

小口切りにしたあさつきを天盛りにします。あさりから塩気が出ているので味付けは要りませんが、好みで醤油を回しかけます。

酒を白ワインに替えて、赤唐辛子とにんにくを加えて蒸すとイタリア風になります。

オリーブオイルで赤唐辛子とにんにくを炒めて香りを出してからあさりを加え、白ワインを注いで蒸すとコクが出ます。ボンゴレビアンコのソースにもなります。

オリーブオイルの替りに胡麻油を使い、白ワインを酒か紹興酒に替えると中華風になります。

好みで生姜を加えても。

あさりのガーリックバター蒸し

耐熱性の容器にあさりとガーリックバター大さじ1を入れて蓋かラップを被せ、600wの電子レンジにかけます。

2分くらいで一度取り出し、口の開いているあさりは取り出します。

全体をざっと混ぜ、20秒ずつ追加加熱しながら様子をみます。

全部の口が開いたら汁ごと皿に盛ります。

あさりと菜の花の卵とじ

旬が重なる菜の花にあさりの出汁を絡ませて卵でとじます。

菜の花は硬めに塩茹でして水気を絞っておきます。

フライパンにあさりと酒大さじ2、サラダ油小さじ1/2を入れて蓋をし、強火で蒸します。

あさりの口が開き始めたら菜の花を加え、全部のあさりの口が開くまで混ぜながら炒め合わせます。

溶き卵を回し入れ、半熟になったら火を止めます。ご飯にのせて丼にしてもいいです。

あさりの汁かけ飯

あさりの半量を水から茹でます。

煮立ったらアクを取り、残りのあさりをざるにのせたまま湯に浸けます。

ざるのあさりは口が開いたものから取り出しておきます。

ざるのあさりの口が全部開いたら、汁のアクを取って火を止めます。

取り出したあさりは剝き身にして別に取っておきます。

汁を濾してあさりを取り出し、味をみて塩気が足りなければ塩を足します。

香りづけ程度に醤油を加えます。

炊き立てのご飯にあさりの身をのせ、白炒り胡麻を振って汁をかけ、白髪ねぎをのせます。

濾し取ったあさりは身が瘦せているので佃煮にします。

あさりの佃煮

酒大さじ2.味醂大さじ2.醤油大さじ2.砂糖小さじ1を小鍋に入れて煮立て、生姜の千切りを加えます。

あさりの剥き身を加え、炒りつけるように煮詰めます。

あさりのピリ辛漬け

あさりは殻ごと丁寧にこすり洗いしてざるにあげておきます。

広口の瓶に同量の酒と醤油を注ぎ、種を取って千切った赤唐辛子1~2本、叩き潰した生姜1片、ねじってぶつ切りにしたねぎの青い部分を入れ漬け汁を作ります。

鍋に湯を沸かし、あさりを入れてサッと煮ます。

口の開きかけたあさりから順に漬け汁に漬けます。

よく冷ましてから冷蔵庫に入れておくと1週間くらい日持ちします。

漬け汁は調味料として他の料理に使えます。


あさりの保存方法

流水でよくこすり洗いしたあさりは砂を吐かせ、もう一度よく洗います。

水気をきって厚手のポリ袋に入れて冷凍します。

使う時は凍ったまま調理します。

スポンサーリンク