鮎釣りを楽しむための3つのポイントと醍醐味

 ayuturi【友釣りを知る】

まず 鮎釣り をするためには、知らなければならないことがあります。それは「友釣り」とはなにかです。

「友釣り」とはいったいどういう釣りなのかというと、鮎の特性である縄張り意識を強くもつ、という性質を利用した釣りです。

鮎釣りにはいくつか種類がありますが、昨今鮎釣りの主流となっているのがこの「友釣り」です。

生きている鮎「囮鮎」にライン(糸)の先に結んでおいた「ハナカン」で取り付け、かけ針をつけて囮鮎を川の中で自然に泳がし、縄張り意識のある鮎に近づける。すると、縄張り意識の強い鮎が囮鮎に攻撃を仕掛けてくる。

そうすることで囮鮎のかけ針にかかってきて鮎が釣れるという仕組みである。これがいわゆる「友釣り」なんです。

 他の釣りと絶対的に違うこの釣り方は、鮎釣りファンを魅了する特殊な釣り方なのです。

また、1年の中でおおよそ5月から10月くらいの半年程度しか鮎釣りができないという季節感がある点も魅力の一つでしょう。


【鮎釣りのための道具をそろえる】

 鮎釣りは他の釣りとは違うことをすでに書いていますが、道具についても少々特殊なものを使います。最低限これだけは用意しておきたいという道具を列挙しますので、参考にしてください。
竿:これはもちろん絶対に必要ですが鮎竿はだいたい8m~10m程と、専用の長いものを使用します。これは人が近づくと縄張り意識よりも警戒心を強くもってしまう鮎が釣れなくなってしまうということ、餌をつけて投げるわけではなく生きている鮎がついているため自然と遠くまで泳いで行ってくれるため、長い竿であっても比較的扱いやすいからだと思われます。

オトリカン:これは鮎釣りのできる川には必ず囮鮎屋というのがあります。ここで囮鮎を買うのですが、囮鮎を囮鮎屋から川まで運び、川で囮鮎を保管するためのものです。

引船:これは囮鮎を生かしたまま川で移動できるようにするものです。「引船」に鮎を入れ、川の中に浸けながら釣りをします。釣った鮎はすぐに囮鮎として使い、どんどんと活きのよい囮鮎で釣るという「循環の釣り」をするため、この「引船」が必須なのです。

ウェーダー:鮎釣りでは必ずと言ってよいほど川の中に入るため。

「網(タモ)」釣った鮎を一時取り込むため。

「仕掛け」釣具屋で全仕掛け等が売っているため初心者は、これを利用すると手っ取り早いと思います。この7点だけは最低限用意しましょう。

 その他にあった方がよいもの

  • 仕掛けやかけ針等を収納できるウェア
  • 帽子
  • 偏光サングラス
  • 帰りに鮎を持って帰るためのクーラーボックス等です。

 これだけそろえればまずは十分といえましょう。


【実釣する】

 実際に鮎釣りをするにはまず、川の近くにある囮屋で鮎釣りするための「遊漁券」を買わねばなりません。それと囮鮎を買うことです。

川に行ったならばまずは釣りをするポイントを決めましょう。初心者は川幅の狭い小さめの川がおすすめです。
この時期(5月以降)川にかかっている橋の上に行き、川を覗くと鮎が見える橋や高台が必ずあります。群れている鮎が発見しやすいですが、団体で大きい岩から岩へ移動していたりするのでそんな魚影を見つけることができれば、そこは鮎が釣れるポイントの一つです。

まずは橋や高台を見つけて魚影を確認しポイントを決めると良い釣果に巡り会える近道でしょう

鮎釣りの醍醐味として急流に立ちこみ長い竿で豪快に鮎を釣り上げるというものもありますが、初心者がこれをやろうとすると急流の中では囮鮎の操作が上手くないととたんに囮鮎が弱ってしまうということ、なによりも川の中を歩くことや、流れに逆らって立つことで自分自身疲れてしまうことがあるのであまりおすすめはできません。

少し流れが緩やかで鮎の魚影が見える場所であれば、それほど川に入らなくても釣ることができるし、万が一釣れなかったとしても囮鮎の操作で十分に楽しめると思います。

以上が鮎釣りを始めるための3つのポイントです。


【鮎釣りの醍醐味】

最後に鮎釣りの醍醐味を伝えたいと思います。それは、鮎をかけた時の「引き」です。もともと「囮鮎」という、生きている魚をつけて釣っている釣りです。
更にもう一匹かかったならば、それはものすごい「引き」になるのです。初心者であれば、鮎を取り込むためにかなりの格闘を要することでしょう。

 少し慣れてきたならばかけた鮎を囮鮎ごと川から引き抜いて取り込む「引き抜き」を覚えるのも楽しいと思います。鮎が宙を舞い、網(タモ)にスポッと入る。こんな豪快な取り込み方をするのも鮎釣りの醍醐味といえましょう。

また、鮎は香魚ともよばれるとても香がよい魚です。塩焼きで食したならば、それはとてもおいしい魚なのです。

 釣りが初心者の方も鮎釣り以外の釣りをしている方も是非ともこの豪快な釣りをすることをおすすめします。


今回のまとめ

鮎釣りを始めるための3つのポイントと醍醐味
友釣りを知る
鮎釣りのための道具をそろえる
実釣する
鮎釣りの醍醐味

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