高山病の症状と対策と処置

高山病の症状と対策と処置出典URL: http://img02.naturum.ne.jp/usr/michan/fu48.JPG

高山病 は怖い病気です。

高地登山、特に2000mを越える登山の場合は誰でも高山病はついて回ります。

これで命を落とす人も毎年少なからずおられます。

どういう人がなり易く、なりにくいか、個人差が大きく未だに解明されていません。ベテラン登山家でも罹る場合があります。

富士山の五合目(吉田ルート)の登山口で既に2300mです。

車やバスで短時間で到着します。登山する前に高山病に罹る人もいます。


高山病の症状

  • 山酔いと言われる高山病:1200mくらいでも罹る人がいます。二日酔いに似ていて、頭痛、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。
  • 高地脳浮腫:山酔いが激しくなったものです、さらに加えて倦怠感が強くなり、体がふらふらして真っすぐ歩くことができません。登山道では非常に危険です。
  • 高地肺水腫:息切れが激しくなり、次第に安静していてもさらに息切れが強くなります。

高山病対策

高山病は予防が難しい病気です。これを理解していなければなりません。また高山病は進行がゆっくりですから、早期に判断可能です。

  • 大事なことは、登山中にどんな症状が出たら、高山病であるか、ということを知っていなければなりません。
  • 高山病の症状が出たら、その地点で登山は即中止です。決してそれ以上登ってはいけません。回復の兆しがみえないようであれば、高度を下げるか下山です。
  • グループ登山ではどうしても無理をする場合があります。リーダーの役目として、メンバーの健康状態は常に見張っていなければなりません。高山病をなるべく早期に発見するよう努めなければなりません。
  • 子供は大人より高山病に罹りやすい傾向にあります。同伴する大人はこの点に留意しておきましょう。

高山病の処置

  • 登山中にそれ以上高度を上げることは中止。その場で高度順応。
  • 水分を十分とる。
  • 糖分をとることも有効です。
  • 体を保温して疲労回復に努めましょう。
  • 休憩、安静にしていても病状が改善しない場合は下山です。これが最も有効です。
  • 高度を下げても症状の改善が見られない場合は医療機関に至急かかります。

高山病に効く薬

  • ダイアモックス(アセタゾラミド):登山前に飲めば山酔いを防止できます。症状が出たときでも有効です。
  • デキサメタゾン:山酔いと高地肺浮腫の予防と治療に効果があります。激しい高山病の症状が出たら服用します。
  • ニフェジピン:高地肺水腫を予防し改善する薬です。

これらの薬は一般の薬局では購入できません。必ず医師と相談して処方してもらいましょう。保険もききませんので念のため。

高山病は誰でも罹る怖い病気です。高山病とはどんな病気か、どんな症状が出るのかをまず知らなければなりません。高地順応しても症状が改善しなかったら下山です。

下山は高山病の特効薬です。


今回のまとめ

  • 高山病の症状と対策と処置
  • 高山病の症状
  • 高山病対策
  • 高山病の処置
  • 高山病に効く薬
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