知っておきたいキャンプ場3つの事情

kyanpuzyou

【キャンプ場の約8割は公営】

アウトドアブームとは言うものの、日本で本格化したのは1990年代。いわゆるバブル期になってからです。それまでも、学校単位であるとか、ボーイスカウトであるとかのキャンプは盛んに行われていましたが、混み合って予約が断られる、などということは、めったにありませんでした。

つまり、「供給が需要を満たしていた」わけです。

キャンプ場の設営は簡単ではありません。山や森の中に平らな土地があればいい、とかの単純な話ではなく、トイレなどの設備も必要なら、管理も必要です。

こうなると、民間企業が運営するのは(少なくとも90年代前は)、大きなギャンブルでした。民間企業としては、同じ面積が生み出す利益を常に考えなくてはなりません。

レジャー施設としての キャンプ場 は、まだまだハイリスクだったのです。

特に積雪のある地方では、冬期は完全にオフになりますから。管理要員を常駐させるわけにはいきません。

このため、現在も、全体の8割近いキャンプ場が自治体によって運営されています。

目的も、当初は「住民の健康推進」とか、お役所らしい固っくるしいもので、観光やレジャーが目的として加わったのは、近年のことです。


【色々なキャンプ場】

2008年の統計によると、全国のキャンプ場は2121カ所。このうち公営が1636カ所。民間は485カ所で、90年代前は、そのほとんどが公営であったことを考えると、かなりな勢いで民間企業の参加が増えていることがわかります。

2000カ所というのが、多いのか少ないのかは、シーズンにもよるので微妙なところですが、バカンスが長くキャンプの盛んな欧米に比べたら圧倒的に少ないと言えるでしょう。

オートキャンプの盛んな英国や、欧州各国には、ゴルフキャンプ場なるものまであるほど。

また、これは殿方への極秘情報ですが、ニュージーランドでは、ヌーディストビーチには必ずといってキャンプ場がついているそうです。


【キャンプ場は増加傾向】

日本国内に視点をもどすと、近年、新たに増えているキャンプ場は、ほとんどオートキャンプ場です。ここで言う「オートキャンプ場」とは、駐車場のある所ではなく、そのまま車で乗り入れて宿泊できる所。

現在のライフスタイルを考慮すれば当然の傾向と言えるでしょう。

オートキャンプは、1台あたりの料金は、平均で5000円くらいとなっています。

同じ統計によれば、オートキャンプ場の70%近くが黒字化しており、今後ますます民間による参加や、地方の観光資源開発として増え続けるものと思われます。

それに伴い、施設も充実してきて、今やトイレにウォシュレットがないキャンプ場は流行らないのだとか。

ファミリー層が中心ですから、キャンプ場もサービスの向上をしていかなければ時代の波に取り残されてしまいそうです。


今回のまとめ

知っておきたいキャンプ場3つの事情
キャンプ場の約8割は公営
色々なキャンプ場
キャンプ場は増加傾向

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