30cmオーバーのメバル??本当なのでしょうか?

30cmオーバーのメバル??本当なのでしょうか?

魚屋さんに並ぶメバルの平均スケールといえば大人の手のひらにすっぽり載ってしまう15cm

以下ではないでしょうか?

春を告げる魚、目が飛びだして大きく見開く=張っているから目張る、メバルということはよく知られています。

また天井魚という異名ももつメバルは捕食するタイミングで、集団で海中に漂いながらずっと上を向いて泳いでいる習性もあるそうです。

太刀魚と同じように上を向くメバルを想像するだけでかわいらしくも思えますが、なんと近年、かわいらしさを通り越して巨大のメバルをゲットしている釣り人もいるそうです。

レコードは34.4cmの和歌山県と36.0cmの岩手県です。


メバルは大きくなるのが遅いけど子供を生むのは早い

面白い習性があります。この魚は卵を産んで精子をかけて稚魚が育つというまるで鮭を代表するような方法は取らない魚なのです。

なんと、おなかの中で卵を育て、交尾をしてから稚魚を放出する魚なのです。

しかもその子供を産める能力が生まれてから2年後というから驚きです。

1年で最大10cmぐらいに成長します。

2年で大体12cmぐらい。その後3年4年で15cmぐらいです。当然20cm越えになると最低でも7年はかかるといわれています。

つまりスーパーで見かける魚は2~4年程度の魚ということで、もう立派な大人なのです。


メバルの種類

メバルを分けるとき二つのグループ、陸に近い場所にいるか、沖合いに生息するかに分かれます。

日本におけるメバルはさほど沖ではない場所をいったりきたりするケースなのでこの2つのグループの中の陸に近い場所の類になります。

そう見た場合に3タイプが日本のメバルということになります。

かといっても格好や色合いが異なるだけで、3タイプとも同じように成長し、大きくなるだけで、その中でどの種類かだけが特質して、日本レコードになるということではないようです。

しかし、海外を見てみる日本のそれと明らかに種類が違うのではと思われるものがたくさんいます。沖合いのメバルは海の底で生命の大半を費やしていた魚です。

陸に近いグループは底にある岩場、テトラポッド等に生息しています。

日本の場合においてはさらに水草周りに子供たちが住み12cmを超えるくらい大きくなったらその場所から沖へと向かいます。

どの国のメバルの共通な点は大きくなるまでに時間がかかる点です。


餌の種類

母親から解放された後の幼メバルはほとんどの4〜5mmで明確なフィンがないため泳ぎが下手です。

なので一番餌が捕りやすい水草周りにいることになります。

そこで動物プランクトン、カイアシ類や無脊椎動物の卵のような小さな動物プランクトンを食べています。

彼らが成熟するにつれ、今度は大きなカイアシ類、オキアミや他の無脊椎動物を食べます。

ヒレやトゲもはっきりする時期になる2〜3cm今度は彼らを捕食する生物に狙われ始めます。

一回の出産で1万匹も生まれますがほとんどが様々な魚に捕食されてしまうのです。

5~8cmのころは他の小さな魚などを捕食します。さらに、成人する10cm以上にもなると動くもので口に入るものは何でも捕食するようになります。


カサゴとメバル

よく海外ですと同じ類に分類されます。さすがにアイナメやソイなどとは区別されますが。メバルはRockfishと呼ばれます。カサゴはScorpion fishです。

見た目はほんとによく似ていることと、住かもよく似ています。出産というかたちもそっくりです。いってみれば近種で親戚といえます。

よく見ると大きな違いがあります。それはムネビレです。カサゴは常に低地、海の底を這って暮らす魚ですから、ムネビレが歩行でも出来そうなくらいがっちりとしています。

一方メバルは、住かの岩場などの障害物でも捕食したりする場合には中層まで出てきます。なので泳ぐためのムネビレが柔軟な形をしているのです。

さらに、トゲに毒があったりなかったりする点です。両者トゲ形状も似ていますが常に底にいるカサゴだけは死に至らしめる毒をもつものがいます。

また獲物を瞬時に飲み込めるように上あごと下あごが同じ大きさにして口が大きくに開くのがカサゴ、そして多少追っかけてもつかみやすく下あごが伸びているのがメバルになります。

味覚的にはどちらも大差がないといえますが、20cmを越えるあたりから脂ののりと歯ごたえが異なってきます。メバルは動きまわる分肉質がよくしっとりとした感じがあります。

一方カサゴはふっくらとしながら脂身が多くこってりともしているようです。


最大のメバル

日本では九州で釣り上げられるクエがこの近種です。全長2.7m・体重400kgが世界レコードですが日本ですと120㎏が最大。しかし純粋にメバルではないのが残念です。

赤道直下のハワイで釣り上げられるイエローアイロックフィッシュなるものが最大で90㎝を超えます。

その他カナリーロックフィッシュやバーミリオンロックフィッシュはそれでも76㎝にもなります。すべてカサゴです。色合いはほとんどがカラフルで南国の魚に見えます。

しかもイエローアイロックフィッシュは寿命が120年という情報もありから驚きです。


今回のまとめ

  • 30cmオーバーのメバル??本当なのでしょうか?
  • メバルは大きくなるのが遅いけど子供を生むのは早い
  • メバルの種類
  • 餌の種類
  • カサゴとメバル
  • 最大のメバル
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