日本の登山家が作った世界のブランド『MONT-BELL』モンベル

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【登山家が立ち上げたリーディングカンパニー】

アウトドア、特に登山をやっている人で、モンベル (MONT-BELL)をご存知ない方はいないでしょう。あるいは、まったくアウトドアに興味がない人でも、このロゴを知っている人は多いはず。

中には、モンベルが海外のブランドと思っている人もいるかも知れませんが、れっきとした日本人が立ち上げた日本のブランド、いや、今や世界のブランドです。

創業は1975年。まだ日本には「アウトドア」という言葉さえなかった頃。モンベルは、ひとりの日本人登山家・辰野勇氏によって、ひっそりと創業されました。

社名『MONT-BELL』は、フランス語で「美しい山」のこと。

以来、アウトドアと歩む、いうよりも、日本のアウトドアそのものを引っ張って来たクリエイターであり、文字通りのリーディングカンパニー。それがMONT-BELLです。


【 登山家であるからこそ知った「装備」の重要性】

代表で創業者でもある辰野氏は、アイガー北壁を日本人としては2人目、しかも最年少で登頂に成功した(1969年。モンベル設立より6年前)、知る人ぞ知る登山家でした。

が、冬山登山中に手が凍傷になり、装備の重要性を身を持って痛感。

登山製品メーカーとしてのモンベルを立ち上げたのです。

前述したように、この時点で日本には「アウトドア」という言葉さえありませんでした。

辰野(敬称略)は、デュポン社(米)のダクロン繊維に着目し、ダクロン製の寝袋を作ります。

しかし、あまりに高価であったために国内では鳴かず飛ばず‥‥‥ところが、ヨーロッパの登山家の間では評判となり、モンベルの名は、海外でその名が知られるようになっていきます。


【軽く・美しく】

以降、モンベルは、「Light & Fast=軽量と迅速」「Function is Beauty=機能は美しい」をコンセプトに、次々とオリジナル登山用製品を開発。アウトドアという言葉とともに広まっていきました。このコンセプトは、現在のモンベル全製品に生き続けています。

1981年。東京事務所を開設(本社は大阪)。

2002年にはアメリカ法人を設立。その3年後にはスイス法人を設立し、モンベル直営店を展開。実質上の世界進出を果たします。


【アウトドアスポーツとモンベル】

ようやく、日本にも「余暇を楽しむ」余裕が出て来ると、登山用品メーカーであったモンベルは、いわゆる「アウトドアスポーツ」分野を開拓。

カヌー、カヤック、サイクリングなどの大会を次々と開催し、製品と同時に、アウトドアスポーツそのものを開拓した、と言って過言ではないでしょう。

現在、モンベルは通常の商品販売とともに、国内外合わせて100店舗近くの直営店を展開。よくユニクロと比較されたりもしますが、一般卸しもしていることから、路線としては、どちらかと言えば、ITメーカーのAppleに近い(?)。

もっとも、それはメーカーとしてのモンベルの話。

アウトドア総合商社としてのモンベルは、アウトドアに関連するものなら、貪欲と言えるほど手を広げ、ツアー、スクールや保険、飲食店、宿泊まで。その範囲を広げています。


【品質は確か】

その商法は、ビジネス評論家にまかせるとして、メーカー

としてモンベルの製品は相変わらず高いクォリティを維持しており、近年では、かの宇宙飛行士の山崎直子さんが、スペースシャトル用ウェアに採用したことでも有名になりました。

多少なり、バーターがあったとかんぐったにしても、モンベルが宇宙でも通じる製品を作ったことはまぎれもない事実です。

宇宙はアウトドアもアウトドア。アウト・アース(地球外)なわけですから。


今回のまとめ

日本の登山家が作った世界のブランド『MONT-BELL』モンベル
登山家が立ち上げたリーディングカンパニー
 登山家であるからこそ知った「装備」の重要性
軽く・美しく
アウトドアスポーツとモンベル
品質は確か

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