LEDランタンはガソリンランタンを越えられるか?

lantern

最近はLEDランタンの普及が著しいですが、アウトドアのプロフェッショナル(?)な方は、まだまだガスランタンやガソリンの ランタン を使っている人も多いようです。

実際のところ、どちらが明るく、どちらが長持ちするのでしょう?


【ランタンの遍歴】

最初のランタンは油でした。カンデラとか呼ばれることもあります。

そこから燃料の遍歴があって、コールマンが発売したもの(最初は貸し出した)は、現在でも一角を成すホワイトガソリン。そしてガスと、それからもずっと「燃やす」照明の発想で、電池+電球のランタンが登場したのは、当然ながらエジソン登場後のことです。

途中、豆電球よりは、だいぶ消費電力の少ない蛍光灯のランタンが登場し、それなりに人気を博しましたが、燃焼系ランタンを凌駕するというほどには至りませんでした。

そして、満を持してのLEDランタンの登場です。

ジェントス LEDランタン エクスプローラー プロフェッショナル 【明るさ280ルーメン/連続点灯72時間】 EX-777XP

LEDは消費電力が少なく、長持ちし、故障も少なく、そして明るく安全。まさに「ランタンのために生み出された」ような製品と言えます。

しかし、アウトドアのベテランは、口を揃えて「まだまだ燃焼系ランタンに及ばない」と言います。どうしてでしょう?

言うまでもありません。LEDランタンよりも明るく長持ちするからです。

最初からLED世代の方には意外に思われるかも知れませんが、現状(2015年現在)、LEDの最高明度の物よりも、ガスランタンの方が倍以上明るく、倍以上長持ちするのです。

そしてなにより、「アウトドア気分を盛り上げる!」。コレ、意外に大事ですよね。

では、燃焼系のランタンを、ガソリンランタンを例に見てみましょう。


【ズボラには向かないガソリンランタン】

今でも、アウトドアのHowTo本には、必ず『ランタンの点け方』が載っていますが、LEDランタンならこんな項目はないでしょう。

「①電源を入れる」だけ。

燃焼系のランタンではこうはいきません。火をつけるだけだと思ったら大間違い。それだけ手順が複雑だから載っているわけで、特に元祖ランタンであるガソリンランタンは極めて複雑です。

もし、ウルトラマンのベーターカプセル(変身の時に使う例のカプセル)の点火が、ガソリンランタン並みに複雑であったなら、地球はとっくに滅んでいたでしょう。

サラリと書いても、

  1. ①カバー部分を外す
  2. ②マントル(フィラメントのような物)を取り付ける
  3. ③マントルを空焼きする
  4. ④マントルが均等に焼けたか確認。もしダメなら②へもどる
  5. ⑤ガソリンを8割くらい詰める
  6. ⑥多過ぎたら抜く
  7. ⑦ガソリンをポンプで圧縮する
  8. ⑧着火!
  9. ⑨カバー部分をとりつける(自動着火式の場合、⑧⑨は逆)

ほら‥‥‥。もう東京はバルタン星人に滅ぼされまくっています。

しかも、ここまでやっておいて、点かないことも往々にしてあるのがガソリンランタン。

けっこうメンテナンスも必要で、ズボラな人には向きません。

もっとも、そもそもアウトドアを志す人というのに、ズボラな方は少ないはずです。

なにしろ、自ら安定した家庭の生活を捨てて(?)、文字通り、わざわざ外で苦労を買って出よう、というのですから。


【ガソリンランタンの魅力】

そこまでしても、ガソリンランタンは非常に魅力的な照明で、500cc程度のガソリンで7時間〜15時間持続します。

しかも明るい!

Coleman(コールマン) プレミアム パワーハウス デュアルフューエルランタン

LEDは、省エネルギーで長持ちしそうな感じがしますが、ガソリンランタンと同じ明るさまでになると、話はまったく別です。

単1の電池4本でも(仮に同じ明るさなら)、2時間がせいぜい。

もうひとつの魅力は、「お父さんのいいとこ見せられる!」こと。

なにしろ、①〜⑧それぞれの行為がカッコイイですから。特にマントルの空焼きとか、「あぶないから離れてなさい」の一言で、お子さんが尊敬すること間違いナシ!

LEDでは、こうはいきません。

たとえ、その間にバルタン星人が地球を征服しようとも!

別章:ガソリンランタンvsガスランタン


今回のまとめ

LEDランタンはガソリンランタンを越えられるか?
ランタンの遍歴
ズボラには向かないガソリンランタン
ガソリンランタンの魅力

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