ガソリンランタンvsガスランタン

lantern

ガソリンランタンがLEDランタンを上回っていることについては、別章で触れましたが、ではもうひとつの燃焼系の雄「ガスランタン」は、どうでしょう?

燃料が違うだけ、と思ったら大間違い。

ランニングコストも取り扱いもけっこう違ったりします。


【これがパリの灯だ!】

ガソリンランタンは、件のコールマンが100年前に発売したホワイトガソリンランタンから、ほとんど進化がありません。せいぜい、自動着火装置が付けられたぐらい。それだけ完成度が高かった、とも言えます。

であるからこそ、「ランタンのコールマン」の現在の地位があるわけですから。

コールマン ランタン ワンマントルランタン 286A740J

ガス照明の登場は、1830年。実はコールマンのランタンより70年も早く、フランスのパリで登場しました。

それまでパリの照明は油を燃料にしたランタン。これがガスになって、パリの灯りは一変しました。

「パリの夜」と言えば、あの街灯を思い浮かべますが、あの灯柱は、ガス灯になったから登場したのです。

もし、あれがホワイトガソリンであったらどうだったでしょう?

街灯係の人(当然いた)は、例によって

  1. ①カバー部分を外す
  2. ②マントル(フィラメントのような物)を取り付ける
  3. ③マントルを空焼きする
  4. 〜<中略。ガソリンランタンを参照>〜 
  5. ⑦ガソリンをポンプで圧縮する
  6. ⑧着火
  7. ⑨カバーをもどす

以上の作業を、1灯ずつ行わなくてはならないわけで、特にポンプ圧縮は時間がかかりますから、シャンゼリゼ通りの街灯全てを点灯し終わる頃には、朝になってしまったことでしょう。

そう。ガスランタンは、ガスが燃料なので「圧縮」の手間がないのです。

電球のフィラメントに相当するマントルは(これはガソリンランタンもそうですが)消耗品とは言え、何度かは繰り返し使えるので、係員の仕事は着火のみ。

アウトドア用のガスランタンも、まったく同様です。

コールマン ランタン 2500 ノーススターLPガスランタン グリーン 2000015520 【日本正規品】

しかも、ガソリンランタンのようなメンテナンスも必要ありません。

だからこそ、あのシャンゼリゼ通りの夜はあったわけですね。行ったことありませんが。


【ガスランタンの弱点は?】

いいことづくめなようですが、もちろん弱点もあります。

まず、肝心な明るさですが、LEDランタンよりは明るいものの、ややガソリンランタンに軍配が上がります。

寒い時に、ガソリンランタンよりも火力が安定しないとも言われています。

次に、持続時間。ガソリンランタンは、タンクの大きさにもよりますが、長いものなら15時間くらいの連続灯火が可能これに対し、ガスランタンは、カートリッジの容量が規格物ですから、4〜5時間しか持ちません。

もちろん、夜通し点いている必要はないわけですが、このカートリッジ(ボンベ・OD缶)が高い!

専用カートリッジなら、だいたい1個500円くらい。1時間当たり100円以上かかることになります。

しかも、メーカー互換があるようでいて、実は微妙に違ったりしますから注意。

ただし、最近のガスランタンは『ツーウェイ方式』と言って、カセット式コンロのカートリッジ(CB缶)も使える物も増えました。

これなら、1本100円以下でも買えるので断然お得。

むろん専用カートリッジほどの火力はなくなるようですが、お金で「アウトドア魂」が売れる人には向いています。

なんと、OD缶→CB缶のアタッチメントもあります。

【ガス詰め替えアダプター】カセットボンベ(CB缶)からアウトドア用ボンベ(OD缶)にガスを詰め替える

安心して魂をお売りください。


今回のまとめ

ガソリンランタンvsガスランタン
これがパリの灯だ!
ガスランタンの弱点は?

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