繰り返される山岳事故、遭難、悲惨です

繰り返される山岳事故、遭難、悲惨です

山岳遭難1

 出典URL: http://www.police.pref.mie.jp/info/toukei/


毎年繰り返される山岳事故、遭難

2014年も2015年も内容的には同じような傾向が続いています。

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既に警察庁から発表された2014年度版の記録を見ると、山で死亡した原因のトップは滑落です。2015年度は未発表ですが、記録を見ますと、やはり滑落による死亡者が圧倒的に多い。

滑落による死亡者の体は損傷が激しく、遭難救助隊の訓練を受けた隊員でも、目を背けたり、行動に躊躇する、と言われています。高山で滑落すると、あっという間に数十m、数百mほど落下します。仮に200m落下するということは高層ビルの44階あたりから落下することと同じです。おまけに岩稜の突出部に衝突しながら落下します。身体は原形をとどめないくらい激しく損傷します。絶望的な悲惨さです。

救助隊員によって遺体が収容されますが、次に居た堪れないことは、家族の遺体確認です。救助隊員の立ち合いの下で、ご遺体と面会することになります。

ご家族の悲しみは想像をはるかに超える壮絶な場面です。

あってはならない現実がそこにあり、また繰り返されています。

悲惨なことは本人だけでなく、家族も悲惨です。

絶望の底に突き落とされた家族、突然訪れた悲劇は残念ながらさらに追い打ちがかけられてきます。

それは遭難救助隊や善意の捜索に加わった民間人の人達の費用です。ヘリコプターの出動はかなり高額です。警察や消防の救助隊の費用は原則的には本人負担はありませんが、民間人に対しては人件費や諸雑費は請求されます。

毎年増え続ける救助費用に耐えきれなくなった地方自治体では相当分を本人負担とし、費用を請求する場合が今後出てくる可能性があります。

捜索費や遺体収容にかかる費用はヘリコプターを含めると軽く数百万円かかります。

捜索期間が長くなればさらに高額な費用が請求されることになります。

ご家族は悲しみの中で、費用の捻出に奔走しなければなりません。

【関連記事】

北アルプスの山岳遭難は大変悲惨です


もう1つの悲惨な事実

警察庁が発表する遭難データの項目には死亡者・行方不明者となっており、死亡者と行方不明者が分けられておりません。通常の生活圏における行方不明者は数年後に生存して発見される場合が多いですが、山ではほとんど発見されても死亡しています。

数ヶ月又は、数年経ってから偶然、登山者により発見される場合もあります。

山へ行った事は事実だが帰宅がない。捜索依頼を出して捜索しても分からなかった。

こんな時、ご家族はどうしますか?有雪期の山で行方不明になったら、雪が無くなるまで捜索を待たねばなりません。運よく発見されても、身体はひどい状態になっています。

あるいは発見されないままの人も現実として居られます。

これも悲惨な現実です。


八ヶ岳、北アルプスは危険な山!

八ヶ岳 (2)

出典URL: http://www.lets-trekking.com/mountain/data/m0026.html

八ヶ岳、北アルプスは国内で最も危険な山です。

2015年の遭難データを見ると八ヶ岳、北アルプスの遭難事故が突出しています。

八ヶ岳阿弥陀岳、天狗岳、北横岳、赤岳、などでの滑落による死亡事故。

北アルプス燕岳、前穂高岳、奥穂高、五竜岳、爺ヶ岳、白馬鑓ヶ岳、奥穂高ザイテングラード、槍ヶ岳、小蓮華岳、西穂高岳、奥穂ジャンダルム、などは主要な滑落による死亡事故多発地帯です。

しかし危険な山ではありますが、登山者の数が減ることはありません。逆に毎年増加しています。

何故でしょうか?

それは登山する人にとって八ヶ岳や北アルプスは常に憧れの山であり、魅力に溢れており、群を抜いた人気を誇っているからです。

入山禁止にしない限り、危険を承知で山に行きます。

登山者も多いため比例して遭難者も多いのです。

八ヶ岳、北アルプスは初心者でも登れる山がいくつかありますが、圧倒的に中級、上級者向けの山の方が多いです。

滑落による死亡が多いのは、それだけ難易度が高い山ということになります。

八ヶ岳、北アルプスの死亡事故は滑落だけではありません

八ヶ岳、北アルプスの滑落により死亡事故は非常に多いですが、その次に多いのは病気による死亡事故です。

三大山岳死因という嫌な言葉があります

山岳死因

第1位は外傷(滑落やケガ)

第2位が心臓突然死です

第3位は低体温症と雪崩埋没です

2位の病気による死亡事故はこの心臓に関わるトラブルです。

ほとんどが心筋梗塞です。

心筋梗塞とは心臓に酸素を送る血管が詰まって、心臓の機能が止まってしまうことです。

心停止すると1分以内に死に至ります。

山での救助は絶望的です。

狭心症の持病がある人、高血圧、コレストロール値の高い人、糖尿病の人などが罹りやすい病気です。

人気の山ですので当然、高齢者の人の入山者も多い山です。

心臓に持病を抱えている高齢者の人達は医師とよく相談して、山行きを決定してください。

山で心筋梗塞になったら、まず助かりません。


高齢者の単独登山は危険です

単独登山 (2)

出典URL: http://blog.goo.ne.jp/hm_nodo/e/37a4a05b4abb78aa1209d5a9a10cc4f8

高齢者は若い人と比べて瞬時の動作に遅れがでます。

危険を察知しても態勢を整える時間が遅い。

従って、転倒による捻挫、骨折、擦り傷などが起こりやすい。

しかし2人以上の複数で行動する場合は、同僚の素早い処置で大けがにならずに済む場合が多いでしょう。

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万が一、歩行が困難になっても助けてもらうことが可能です。

最悪滑落しても、即座に山岳救助隊への連絡もできます。

単独の山行きの場合は、トラブルに会ったら、すべて自力で対応しなくてはなりません。

軽い捻挫でも最悪、死に至る場合もあります。

八ヶ岳、北アルプスは登山者の多い山ですから、1人で登っていて事故にあっても、誰か気が付いて助けてもらえるかもしれません。

しかし登山道はいくら賑やかなルートであっても午後3時過ぎると、急激に人の姿が減ります。

こんな時に捻挫して動けなくなったら、どうしますか。助けてくれる人も見当たらない。

急激に辺りは暗くなってくる。

たまたま携帯電話が通じて遭難救助を依頼する。

救助隊が来るまで待機しなくてはならない。

天候が急変し、強風と雨で、動けないために体温が下がり始める。

低体温症の恐怖を感じるようになり、少しでも風雨が凌げる場所を探して移動する。

持てるすべての衣類を身に付け、ツェルトで体を覆い、保温を行い、ひたすら待機する。

捜索時間が長くなれば、さらに危険な状態となり、救助隊による発見が遅れたり、発見ができなかった場合は最悪死に至ります。

高齢者の単独登山で遭難した人の死亡者の割合は20%以上です。

極めて高い率が発表されています。

悲惨な高齢者の遭難事故、できるだけ避けたいと思うのは当然です。

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まとめ

繰り返される山岳事故、遭難、悲惨です
毎年繰り返される山岳事故、遭難
もう1つの悲惨な事実
八ヶ岳、北アルプスは危険な山!
三大山岳死因という嫌な言葉があります
高齢者の単独登山は危険です

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