スキレットのシーズニングお手入れ方法と注意点

スキレット はお 手入れ方法 が難しいのでは?と思う方も多いかと思います。

どっしりとした風格のある鋳鉄の調理器具は料理好きには憧れの一品ですが、重くてかさばる上に手入れも大変となると二の足を踏む人も多いかもしれません。

でも、きちんと手入れさえすれば鉄製品は一生使えるので経済的です。

また、炒める、焼く、蒸す、揚げるとあらゆる調理がこなせるほか、余熱を利用する、保温する、あらゆる熱源に対応する、オーブンに入れられる、と利点は計り知れません。

興味はあるけれど使いこなせるか自信がないという人はフライパンタイプのスキレットから始めてみてはいかがでしょうか。

手のひらサイズの小型のものから片手では持ち上げられないほど大きなものまでいろいろありますが、16~18cmくらいの小形のものならちょっとしたおつまみや2人分の料理、お弁当作りにも使えて便利です。

手入れの手間も鍋ほどはかからないので鉄製品初心者にはおすすめです。


スキレットのシーズニングお手入れ方法と注意点

初めて使う前に

鋳鉄製品は出荷前に錆止めの加工処理(工業用油脂の塗布)がされています。

使い初めにはこの錆止めを落とし、改めて油を馴染ませるシーズニングという作業が不可欠です。

シーズニングの方法は幾つかありますが

  1. 錆止めを落とす
  2. 完全に乾かして油を塗りこむ
  3. 油を焼き切り、再度油を塗りこむ
  4. 3を繰り返す
  5. 屑野菜を炒める
  6. 炒めた野菜を取り出し、洗う
  7. 油を塗りこむ

以上の7工程が基本です。

シーズニングの詳しいやり方

1.洗剤を使ってスポンジで丁寧に全体を洗います。

2.よくすすいで水を半分くらいまで入れ、強火の中火にかけます。沸騰したらしばらくグラグラと沸かし、火を止めて湯を捨てます。

3.水気を拭き取ったら火にかけます。まんべんなく火があたるように左右上下に動かしながら加熱します。全体が白っぽくなるまで焼き付けます。

4.しばらくそのままにしておき、熱いうちにキッチンペーパーに染み込ませたオリーブオイルを塗ります。焦げ付きや錆を防ぐため、縁や柄の部分にもしっかりと塗り込みます。

5.そのまま冷まし、もう一度火にかけます。白い煙が出なくなるまで熱して油を焼き切ります。

6.4と5の工程を4~5回繰り返します。

7.スキレットを少し冷ましてから少量のサラダ油を加えて火にかけ、底一面を覆うくらいの屑野菜を加えて炒めます。スキレットの内側をこするようにしながら野菜が焦げるまで炒めたら火を止めて野菜を捨て、そのまま触れるようになるまで冷まします。

8.熱めの湯とたわしでスキレットをきれいに洗い、水気を拭いて火にかけます。(冷ましたスキレットに水を注いで火にかけ、沸騰させてから湯が熱いうちにたわしで擦って洗ってもいいです。)鉄臭さが気になるようならさらに玉ねぎやセロリ、パセリの茎など香りの強い野菜を炒め7、8を繰返します。

9.完全に乾いたら熱いうちに裏側も含め全体にキッチンペーパーに染み込ませたオリーブオイルを塗りこみます。(熱源がIHの場合は底が天板に接触するので裏側に油を塗るのは避けるか、使う前に綺麗に洗い流します。)


毎回の手入れ

シーズニングが必要なのは初めて使う前と、焦げや錆を落とすために洗剤や重曹を使ったりして油膜が剥がれてしまったときです。

普段の手入れは、使うたびに熱めの湯とたわしできれいに洗い、完全に乾かしてから薄く油を塗っておくだけです。

プロはオイルを吹き付けた後、業務用オーブンの高温で時間をかけて焼き付けるので、使い初めでもスキレットが焦げ付いたり錆びたりすることはないのですが、家庭では時間をかけて育ててやる必要があります。

面倒ではありますが愛着も湧きますし、黒光りするほど使い込んだスキレットは油が微小な孔に染み込み焦げや錆に強く、手間もほとんどかからなくなります。

もしシーズニングが面倒なら少々高価ではありますが、シーズニング済みのスキレットも販売されています。


スキレットを扱うときの注意

・柄の部分も含めて全体が鉄で出来ているので非常に高温になります。加熱したスキレットは絶対に素手で触ってはいけません。厚手のミトンや鍋つかみ、乾いた布巾を使いましょう。濡れた布巾も厳禁です。水分が蒸発して高温になり危険です。

・鋳鉄は急激な温度変化に弱いので、熱いまま水をかけると割れてしまいます。必ず常温に冷ましてから洗います。

・洗剤は初回のシーズニングのとき以外は使いません。洗剤を使うとせっかくの油膜が剥がれてしまいます。熱めの湯と金属たわし以外のたわしで洗いましょう。おすすめのたわしは繊維が軟らかく汚れ落ちがいい棕櫚のたわしです。

・毎日使うのが理想ですが、長期間使わないときは良く乾かしてからしっかりと油を塗りこみ、新聞紙に包んで湿気のない場所に保管しましょう。

・焦げ付いたときは火にかけて完全に炭化させてからたわしで擦るか、重曹で擦ってから水を注ぎ、火にかけて5分ほど沸騰させ、たわしで擦って洗います。いずれにしても適度に冷めるまで待ってから擦り洗いしてください。その後、シーズニングを施します。

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