登山で双眼鏡を使いこなせ

登山で双眼鏡を持って行く人は少数派です。大部分の人は重くて邪魔になるだけで持っていかないし、持ってもいない人が多いようです。趣味の世界だから興味がなければ持っていかないです。

ちょっと風景を拡大して見たければカメラのズームで間に合う。と思っている人もいます。

しかし、双眼鏡をいつも携帯している人から見れば、折角景色の良い所にいくのに勿体ないと思っていることでしょう。

山に双眼鏡を持っていくことにより、新たな世界を知ることができます。山の楽しみ方が1つ増えることになります。登山愛好家が近年増加するに従い、徐々に双眼鏡を装備品に加えている人が増加しています。


登山で双眼鏡を使いこなせ

山に双眼鏡を持って行く目的

バードウオチング・・これが趣味の人にとっては必需品でしょう。鳥の種類、仕草、模様などが細かく観察できます。雷鳥の観察にも必ず必要です。

天体観測・・天体観測は望遠鏡と思っている人が多いですが、実は双眼鏡でも十分見えます。夜テント脇で寝そべって空の星を眺めている人が増えました。星空の観測は奥が深いようです。月のクレーターや木星のガリレオ衛星、アンドロメダ星雲まで見えるそうです。

植物の観察・・登山ガイドは山に植生している樹木や高山植物の名前や形、特徴などを熟知していなくてはなりません。特に山ガールは高山植物のお花などに関心が高く、登山途中で花が咲いておれば、まず質問がされるようです。しかし高山植物は決められた登山道の脇にだけ咲いているわけではありませんから、登山道からかなり離れた所で咲いているお花はどうしても双眼鏡のお世話にならざるをえません。

動物の観察・・山には実に多くの動物が生息しています。その生息域に人間が浸入するわけですからトラブルも発生します。クマには絶対会いたくありませんね。しかし至近距離で会う場合はどうしようもありませんが、クマの生息地で遠くから双眼鏡で確認できる場合もあります。食事中なのか、こちらに向かっているのか確認することは非常に大切です。サルもいます。できるだけサルの軍団には会いたくありません。これも双眼鏡であらかじめ確認できます。

山の遭難・・遭難者の探索、遭難時のルートの確認、危険個所の確認、雪崩の確認、など生命に関わる遭難や救助にはかかせない装備品です。道迷いした時に一旦稜線に出たときにも威力を発揮します。

山でのスケッチ・・山の絵を描くことが好きな人にとっても双眼鏡は必需品です。山の風景の遠景はよく見えませんから、形だけでも双眼鏡でチェックすることになります。

山の風景を見る・・はるか眼下に見える沢の地形や山頂に見える山小屋、岩場を登っている人や槍ヶ岳の頂上を見る、などおもしろいものです。頂に立って、肉眼で見える以上の迫力で大パノラマが双眼鏡で見えます。持っていない人に見えない風景が見えますから楽しいです。


初心者におすすめの双眼鏡

初心者が双眼鏡を選ぶ時は必ず登山用品やカメラ店の専門の担当者と相談して選びましょう。カメラの選択と同じように素人には難しいです。使う目的を正確に伝えて選んでもらってください。高いものを購入させられてはいけませんから、一応の目安として数千円の後半から2万円くらいまでで考えておきましょう。

6~8倍の小型で軽量、防水タイプのもの、というのが山で使う双眼鏡のスペックです。

倍率とは、例えば6倍の倍率の場合、6倍の双眼鏡で600m先のものを見た時、100mまで近づいて肉眼で見た状態とほぼ同じの状態をいいます。

10倍以上は手ぶれが出て素人には難しそうです。

メーカーは色々あります。キャノン、ペンタックス、タカハシといったところが一流メーカーです。

初心者用と思われるものをいくつか挙げておきます。

  • NIKON Coleman Binoculars 10×50DPSI(7,700円)
  • ゼクセンコールマンH6×21WP(7,033円)
  • DOPPELGANGERフリーフォーカス双眼鏡(5,184円)
  • ゼクセンアトレックスシリーズアトレックHR8×25WP(17,850円)
  • ゼクセンフォレスタZR8×32WP(27,648円)
  • PENTAX10×50PCFWPⅡ(26,500円)
  • 他多数
スポンサーリンク