登山にヘルメットが必ず要る?

tozann-herumetto

戦後最悪の大惨事となった御嶽山の噴火、10ヶ月近く経った現在(2015年7月)もなをその生々しい数々の映像が記憶に残っています。

この時のたくさんの映像を見ると、噴火の噴石の恐怖がしっかり見てとれます。

噴火の際、噴石をガードするための ヘルメット は極めて有効であることが証明されました。
こうした噴火の噴石から身を守るだけでなく 登山 中の落石や転落事故の場合にもヘルメットは有効です。

そうした事で、最近ヘルメットを着用して山に登る人が増加しています。とは言うものの、まだまだヘルメット着用は少数派です。
           
帽子は誰でも必ず被りますから帽子感覚でヘルメットの機能を持ったまま、通気性がよく、帽子並みに軽く、ヘルメットと感じさせないファッション性、着用性などの機能を併せ持つヘルメットの開発が急がれるところです。


【登山用ヘルメットの着用義務】

現在の登山用ヘルメットでは着用するのに違和感があり、使い勝手が悪く、できれば使いたくない人が大多数でしょう。                    
国内ではヘルメットの着用を義務化しているところはありませんが、遭難が多発している長野県などでは5つの主要山域を山岳ヘルメット着用推奨山域に指定して登山用ヘルメットの着用率向上を目指しています。指定する山域は下記の通りです。

  • 北アルプス南部   槍ヶ岳、穂高連峰のうち、北穂高岳から涸沢岳、屏風岩、前穂高岳一帯、西穂高から奥穂高、北穂高岳から南岳、北鎌尾根、東鎌尾根の区域 
             
  • 北アルプス北部   不帰の嶮周辺、八峰キレット周辺           
  • 南アルプス     甲斐駒ケ岳、鋸岳                  
  • 中央アルプス    宝剣岳                       
  • 戸隠連峰      戸隠山、西岳

最近これらの山域の山小屋では貸し出し用のヘルメットを常備しているところも多くなりました。
念のための情報です。


【登山用ヘルメットの選び方】

滑落、転落、転倒などの多い山では今後必ず着用することが義務付けられる可能性があります。ではヘルメットはどのようにして選んだらよいでしょうか。

まずは通気性です。当然ながら帽子のように通気性のよいものを選ぶ必要があります。ヘルメットという機能は持ちながらでの通気性ですから、限度はあるでしょう。
                                   
次は着用性ですが、人の頭の形状は実に様々です。長時間被ったままの状態となりますのでフィット感が大事です。実際に被って感触を確認しましょう。     

重量も大事です。ヘルメットですから機能を増そうとすると重量が増える傾向にあります。耐久性も合わせて、国際山岳連盟の規格をクリアしていることを確認しましょう。                                 
そしてジャケットや合羽のフードとヘルメットの関係です。ヘルメットを被るとフードがしっかり被れず、あるいは外れてしまう、ということのないようなものを選ばなくてはなりません。

今後ヘルメットの着用が厳しくなっていく傾向にありますので、ヘルメットを新規に購入する人も増えるでしょう。それに伴い、より帽子に近い、使いかってのよいヘルメットが市場に出てくると思われます。 


今回のまとめ

登山にヘルメットが必ず要る?
登山用ヘルメットの着用義務
登山用ヘルメットの選び方 

スポンサーリンク