登山で使うコンロ(ストーブ、バーナー)は風防性能も重要なスペックです

登山で使うコンロ(ストーブ、バーナー)は風防性能も重要なスペックです

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山の装備品の1つであるストーブ(バーナー、コンロとも言います)の選択要素は火力、耐久性、重量、収納、価格、デザインなどが基準となりますがこれに加えて耐風性能も重要な選定要素です。

ストーブを選ぶ時は、耐風性能を考えた仕様のものか、あるいは耐風性能があまり期待できなければ、どのような風防を行うのかを考えなくてはいけません。

山のテン場は気象条件の厳しいところにあるのが普通です。また場所も限られたところにあります。必ずしも風が遮られた地形の所にあるとは限りません。吹きさらしの所が多く、強風がまともに当たる所も珍しくありません。

こんな強風が吹く厳しい環境の下で食事を作るわけです。ストーブに点火することさえ難しい場合があります。点火したとしても風で炎が大きく揺れ、ゴトクの上のコッヘルの底を熱する時間が極端に短くなります。従って調理時間が大幅にかかり、燃料の消耗も通常とは大幅に多くなります。


先人が工夫した風防対策

先人の登山家達も、こうした経験を積み重ねて、色々な工夫を施して現在のストーブの形や風防の方法を考え出したわけです。

店頭には初心者ではとても選びきれないほど多くの種類のストーブが並んでいます。行く山に合わせてどんなストーブがいいのか、どんな風防対策が必要なのか。みなさん自分なりの選択眼と風防対策を持っています。

数々のデータの中から比較的に人気度が高く、またおすすめのストーブ、防風の方法をいくつか紹介します。

風防を考えた仕様となっているおすすめのストーブ(バーナー、コンロ)

・プリムスP―153ウルトラバーナー

PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

大人気のストーブで信頼性も高く燃焼効率も優れています。

防風性能はコッヘルをX字のゴトクに載せるとよく分かります。

コッヘルとX型グリッドによりバーナーヘッドを4つに区切って1つの区画が風で消えてしまっても他の区画は消されないように設計されています。

耐久性、重量、収納、デザインともに優れた商品です。

3,600kcal/hのハイパワーの火力で重量も116gしかありません。

これは1人~2人用です。

3人~4人用ならプリムス2243バーナーIP2243PAが適当です。

防風対策もスペックアップした商品です。重量253g。

1人用で超軽量なシングルストーブならプリムス115フェムトストーブ(重量56g)がおすすめです。

優れた防風機能を持っています。

SOTOアミカスSOD-320

火力、耐風性能、価格に優れたストーブです。火力は2,600cal/hあり、他のストーブと比較しても高機能な風防機能を有しています。重量も超軽量81gです。

ソト(SOTO) AMICUS(アミカス) SOD-320

・スノーピークヤエンストーブナギGS-360

風防バーナーが一体となった設計となっています。これもおすすめのストーブです。

風防がバーナーを取り囲むような構造で調理中の風を防ぎます。風防とバーナーが一体構造のため安定度が抜群です。ゴトクの高さも2段階に調節できます。重量は209g。

スノーピーク(snow peak) ヤエン ストーブ ナギ GS-360

・イワタニカセットフーマーベラスフレッシュグリーンCB-MVS-1FG

トップカバーと風防リンクのW風防仕様となっていて、風防対策を考えた設計のストーブです。

イワタニ カセットフー マーベラス フレッシュグリーン 【トップカバーと風防リングのW風防/屋内外兼用】 CB-MVS-1FG


風防仕様がないストーブの場合の風防方法

昔からある方法で耐火性のあるアルミ製のスクリーンをストーブの周りについたてのように立てて風を遮る方法で、ストーブに近いほど風防効果が高く、離れるほど効果が薄くなります。

また高さも大事な要点で高いほど風防効果が高く、低いほど薄くなります。

近ければ、あるいは高ければ調理に邪魔になり使い勝手が悪くなりますから経験による範囲の設定が必要でしょう。

市販品で色々販売されています。

ロゴスウインドスクリーン84704000

ロゴス ウインドスクリーン 84704000

ユニフレームウインドスクリーンワイド610534

ユニフレーム(UNIFLAME) ウィンドスクリーンワイド 610534

ウインドスクリーン ウインドシールド

Mt.happy (マウントハッピー) 10枚 アルミ ウインドスクリーン ウインドシールド 風よけ シンプル 軽量

EPIウインドシールド(L)グリーンA-6505

EPI(イーピーアイ) ウインドシールド(L) グリーン A-6505


自分で加工した風防スクリーン

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出典元

家庭用の調理用で販売されている耐火スクリーンを買ってきて、自分が持っているストーブに合わせて追加工して使っている人もいます。

スクリーンは非常に軽いため風邪で飛ばされ易いです。

風から守るためのスクリーンが風で先に飛ばされていたらシャレにもなりません。

スクリーンの裾を曲げて飛ばされないように石や金属棒などが置けるように工夫したものや、上部をゴトクの足に合わせて切り欠きを入れたり、上部を内側に曲げて風が入りにくくしたり、バーナーの全体を包むような形に加工したり、みなさん色々な工夫をしています。

なおストーブの風防対策は燃料によっても風防対策が異なります。

ガス以外のアルコールやガソリンも火力が違いますから独自の対策が必要です。


まとめ

登山で使うコンロ(ストーブ、バーナー)は風防性能も重要なスペックです
先人が工夫した風防対策
風防仕様がないストーブの場合の風防方法
自分で加工した風防スクリーン

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