登山で見れる日本各地の紅葉の見ごろはいつ?

登山で見れる日本各地の紅葉の見ごろはいつ?

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 出典

紅葉 や黄色の葉が色づき始めるには、日中の最低気温が8℃以下にならないと色が変わらない。

5℃以下になると一気に色づきます。

紅葉の条件は、昼夜の気温差が激しいだけでなく平地より斜面で空気の汚れがなく、適度な水分があり、光合成が行い易いという条件が必要です。

紅葉は高い山では上から順に紅葉時期が降りてくるため、三段紅葉という珍しい現象が観られる山があります。

三段紅葉とは、紅葉時期に初冠雪して、山の頂上付近が雪で白くなり、山の中腹は紅葉の最盛期で赤色、麓は紅葉前の緑が残っている、この白、赤、緑のコントラストのことをいいます。


 紅葉する植物(主なもの)

紅葉する植物

カエデ、ツタウルシ、ヤマツツジ、ヤマブドウ、ヤマザクラ、ナナカマド、ミヤマガマズミ、タラノキ、ミズキ他

黄葉する植物

イチョウ、シラカンバ、ヤナギ、ポプラ、カエデ、ツルウメモドキ他

褐葉する植物

ブナ、ミズナラ、スギ、メタコセイヤ、ケヤキ、トチノキ、スズカケノキ他


紅葉前線とは

平均して10月12日に釧路市を出発した紅葉前線(主にカエデ)は日本列島を南下して12月7日ごろ鹿児島市に到着します。

但し山間部や標高の高い山ではこれよりもっと早く大雪山では8月下旬ころから紅葉が始まります。

山の絶景紅葉は登った人しか見られない特別な紅葉です。 


山の絶景紅葉 代表的なポイント

山の絶景紅葉の代表的なところをいくつか紹介します。

紅葉の名所は奥入瀬や日光、京都の寺院などが特に有名ですが、登山することによって観られる紅葉の名所は平地の有名ポイントとは異なります。

モミジやイチョウなどが同じころに紅葉(黄葉)する時期と場所を線上に結んだものでモミジ前線ともいいます。

 北海道大雪山旭岳

日本で最も早く紅葉する山。8月下旬にはもう、ナナカマド、ツツジ、チングルマなどが色づき始め9月中旬から下旬にかけて最盛期、見頃を迎える。麓では10月初旬まで楽しめる。

東北八甲田山

9月20日ごろから紅葉が始まる。山頂の草紅葉から始まり、そしてブナ、ナナカマド、ダケカンバ、などの赤、オレンジ、黄色となる。10月初旬まで続く。

東北朝日岳

9月下旬から10月初旬までが見ごろ。山全体が紅葉する有名な山です。ナナカマド、ウルシ、ミネカエデ、ブナ、トチ、ナラ、ドウダンツツジなど種類が多い。

東北蔵王山

北蔵王と南蔵王があり、北蔵王は9月下旬から10月中旬が見ごろ。いろは沼湿原あたりが見所。南蔵王は10月10日ごろから20日ごろまでが見ごろ。草紅葉から始まり、カエデ、ミズナラ、などの赤やオレンジが中心。カエデの紅葉が終わると今度はカラマツの黄金色の紅葉が11月初旬まで楽しめる。

上信越妙高山、火打山

高谷池周辺が見所。9月下旬からナナカマド、ミネカエデ、ブナの紅葉が始まり、10月中旬には麓に下る。笹ヶ峰高原ではナナカマド、ヤマモミジ、ブナ、ミズナラ、などが美しい。

上信越苗場山

9月中旬から9月下旬が見ごろ。苗場山頂の池塘付近から始まり、ベニサラサドウダン、イワショウブ、キンコウカ、ミネカエデ、ヌマガヤ、チシマザサ、オオシラビナ、など赤、黄色、茶、緑など錦秋の彩りとなる。

尾瀬燧ケ岳、至仏山

両山の頂から尾瀬を観るのがおすすめ、9月中旬から9月下旬まで。オオカメノキ、ナナカマド、ダケカンバなど。

南関東丹沢

10月初旬から山頂付近に紅葉が始まる。10月中旬から下旬までが最も見頃。ブナ、ツツジ、サクラ、ナナカマド、など。登山口の丹沢湖周辺、玄倉川上流、ユーシン渓谷は11月中旬が見ごろ。

八ヶ岳

北八ヶ岳は白駒池、七つ池周辺がポイント、ダケカンバ、ナナカマド、などで9月下旬から10月上旬が見ごろ、10月中旬ごろまで。南八ヶ岳は9月下旬から10月中旬が見ごろ。稜線ではウラシマツツジ、ナナカマド、ミヤマダイコンソウ、ダケカンバが美しい。

中央アルプス木曽駒ケ岳

宝剣岳周辺では9月中旬から下旬にかけて草紅葉が始まる。千畳敷カールの紅葉は9月下旬から10月上旬にかけて、見頃は10月初旬ごろです。ナナカマド、ダケカンバが中心ですが、見頃が短いです。

南アルプス甲斐駒ケ岳、北岳

甲斐駒はカエデ、ツツジ、ナナカマドの紅葉と岩肌のコントタストが見事です。見頃は9月下旬ごろ。北岳は9月中旬から10月上旬。ツツジ、ナナカマド、コイワカガミ、ミヤマダイコンソウが中心で10月上旬が見ごろ。大樺沢から山頂が冠雪すれば三段紅葉が楽しめます。

北アルプス立山、劔岳

剱岳では標高2,600m付近はイワイチョウの黄色、標高2,400m以下ではナナカマドの赤が中心。9月25日ごろから9月下旬が見ごろ。立山では9月中旬から始まり標高2,200m以下ではナナカマド、ミネカエデ、ダケカンバが紅葉黄葉する。美女平、弥陀ヶ原が見所、室堂から上は草紅葉が中心。

北アルプス涸沢

超有名な紅葉ポイント。9月下旬から穂高の稜線の草紅葉から始まり、10月10日頃涸沢カールのナナカマド、ダケカンバ、ミヤマハンノキなどが赤色、黄色、緑色になって見事です。

ほかにも、北アルプスの白馬岳、北陸の白山、近畿の伊吹山、葛城山、金剛山、六甲山、中国の大山、四国の石鎚山、九州の九重山、屋久島などが、登山愛好家が好む絶景紅葉のポイントとなっています。


まとめ

登山で見れる日本各地の紅葉の見ごろはいつ?
 紅葉する植物(主なもの)
紅葉前線とは
山の絶景紅葉 代表的なポイント

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