登山の難関!初心者でもわかる鎖場の登り方

登山の難関!初心者でもわかる鎖場の登り方

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日本には北海道から九州まで急峻な山が数多く存在しています。初級クラスの山から上級者でしか近づけないような厳しい山までバラエテイに富んでおり、登山者をいつでも魅了しています。

先人が、登山者が安全に登頂できるよう、危険と思われる場所に、あるいは岩稜地帯に鎖やハシゴ、ロープなどを設置してくれています。これがあることで一般の登山者が登れる山もたくさんあります。


鎖場は難所にあります

山は難所の数、難所の難易度及びその他の難所の数、危険度を勘案して初級用、上級者用に仕分けられます。

長野県や岐阜県、山梨県、静岡県、新潟県、東京都などでは山の難易度をクラス分けした「山のグレーディング(一覧表)」を発表しています。

登山者が自分の力量にあった山選びをしてもらうためのものです。

山での事故が多発しているための措置ですが上級クラスの山であるにも関わらず、登山技術が未熟な登山者や高齢者の人達が入山して遭難するケースが相次いでいます。

難所で立ち往生しないよう、また事故にあわないよう、自分の体力、技術にあった山を選択しましょう。


難所の1つ、鎖場(ロープを含む)の登り方

鎖が岩などにしっかり固定されているか、まず確認しましょう。

100%安全とは言えないような場所もあります。

鎖が外れて登山者とともに落下した事故の情報はありませんが、注意は必要です。

鎖1本に登山者1人が基本です。複数の取りつきは極めて危険です。

鎖にぶら下がる行為も危険です。

鎖に振られます。


登山動作は2種類あります

岩場やさほど急登ではなく、足場の確保が可能なところでは、鎖はあくまで補助として、右手か左手でつかみながらバランスを取って登ります。

また、急登で足場の確保が難しい場合は、鎖をまたいで、手、手、足、足という順で移動します。行動の基本は3点支持(後述)です。

股の間から足の位置が見えるようにして、バランスを保ちながら登ります。

傾斜した一枚岩や岩盤を登る時には、鎖を股下に置き、両手で鎖を握って上半身を起こして、足裏の全体を使ってぴったり靴底を岩の面に置くようにします。摩擦抵抗を最大にするような足運びをします。動き方は3点支持です。

下る時も要領は同じですが、常時岩肌に顔を向けた状態で下ります。岩肌に背を向けた状態での下降は比較的にゆるやかな場合に限られます。

3点支持(3点確保)

3点支持とは、両手と片足、片手と両足の3点で山肌、岩肌の手掛かり(岩の割れ目、突起部、凸部など)をつかみ、足場に足をかける方法です。

そして残る自由な片手、あるいは片足を使って次の手掛かり、足場のかけて登り下りしまうs。

これが2点支持になっていると非常に危険な状態になります。

絶壁状態にある厳しい岩盤では、恐怖のため岩場の斜面で鎖にしがみついてしまう人がいます。

こうなると手掛かりや足場が見えなくなって前進できません。

両手の握力がやがて疲労して落下の危険性が増します。

3点支持の基本をマスターした上で難所のある山に挑戦しましょう。

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出典URL


その他の難所

鎖場以外にも多くの難所があります。これらが混ざり合った山が上級者向けの山となります。

ハシゴ場

岩場と岩場の間や急に切り落ちた山肌、登山道が途切れた場所などに鉄製または木造のハシゴがかかっています。ここもしっかり3点支持でゆっくり登ります。ハシゴが壊れかかっている場合もあります。無理して登ると事故になる場合がありますのでう回路を探してください。

ガレ場

大小様々な岩や石がゴロゴロと積み重なった場所のことです。高山の稜線や岩稜地帯に多く見られます。

ザレ場

ガレ場よりさらに岩や石が小さくて、大小の石が混じりあった砂場のような所です。大変登りにくく足を取られる場合があります。

ヤセ尾根

稜線の尾根の両側が激しく切り立った幅の狭い尾根のことです。転落の危険性が高い危険な場所です。尾根幅の狭いところでは人1人がようやく通れるという場所もあります。

雪渓

夏山でも残雪のある山はたくさんあります。アイゼンを付けなければ登れない山もあります。雪渓での事故も少なくありません。雪渓には雪渓特有のラントクルフト(雪渓と岩場の間の割れ目)、クレパス、といった危険個所。スリップ、落石の危険性があります。

岩場

岩場登りは山登りでは避けて通れません。初心者には危険な場所です。基本は3点支持です。


まとめ

登山の難関!初心者でもわかる鎖場の登り方
鎖場は難所にあります
難所の1つ、鎖場(ロープを含む)の登り方
登山動作は2種類あります
その他の難所

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