北アルプスの山岳遭難は大変悲惨です

 ヘリと山岳救助隊員   ヘリと山岳救助隊員   

出典URL:http://img.47news.jp/PN/201001/PN2010010401000514.-.-.CI0003.jpg

登山 で毎年のように繰り返される山岳事故、特に北アルプス事故やケガによって 遭難 される人やパーティーが格別多いところです。

傾向を見ると遭難する人の年齢の高齢化です。

既に近年で見ても60歳台、70歳台の人達が全体の中で35%も占めています。

山ボーイ、山ガールは年配者が中心です。

山ガールの服装は際立ってカラフルで、この時ばかりと派手派手です。

しかし事故は圧倒的に山ボーイの方が多いです。

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登山の遭難事故に学ぶ

事故の原因を見て見ますと、ここ10年来、ほとんど同じです。

転落、滑落、転倒で、その中では、つまずき、スリップが多いです。

この原因は高齢者が起こし易い特徴的な現象です。

平地でもつまずき、スリップ、転倒が起き易い。

山では瞬時の判断能力と俊敏な動きが要求されます。

浮石に足を乗せても瞬時に判断できれば、バランスの体勢を戻すことができます。

ガレ場でスリップしてもすぐに他の石につかまったり、体を入れ替えたりしてスリップを止めることができます。 これらは高齢者にとっては最も難しい動作です。

足や手を捻挫したり固定しなければいけない状況の時「サムスプリント」というアルミ合金の面にウレタンフォームを貼り合わせた副木で身体の各部位に合わせて成形可能な万能型のソフトで、しかも充分な強度を持つ携帯に便利な物もあります。

では高齢者の人は事故の多い北アルプスを避けているかというと、そうではありません。

逆です。北アルプスには高齢者の登山が多いのです。

平成26年度の統計を見てみますと、遭難事故は岐阜県側で70人、長野県側で184人となっています。長野県側の遭難箇所はほとんど槍ヶ岳、穂高連峰、後立山などです。

因みに長野県全体の遭難者は平成26年度で301人です。死者は46人にもなります。

長野県で平成27年度は遭難者数は296人です。死者は56人にも上ります。

更に平成28年度は遭難者数は294人で死者42人です。(11月27日での数値です)

長野県警の発表による

毎年多くの登山者が亡くなり負傷者も多いです。

穂高、槍はそれだけ山の好きな人にとって魅力的ですし、憧れです。

遭難事故で亡くなられた人、岐阜県側15人,長野県側29人、負傷者は両県で179名にのぼっています。

北アルプスの山岳遭難、特に北穂高~奥穂高のルートは岩陵地帯で難所の多いところです。

ここで滑落すると、まず大事故か死に至ります。

滑落するとその高さは数百mに及びます。

マンションから下を覗くことを想像してみてください。

何度も岩肌に激突しながら転がると言うより跳ねることがどのようなことになるのか。

人の形がなくなるほど変形します。悲惨です。

さらに遭難者や負傷者、死体の収容には多額の費用がかかります。

警察の山岳救助隊は費用が要りませんが、消防や山小屋の関係者には日当がかかりますし、救助のメインであるヘリは50万円から数百万円かかります。

救助に日数がかかると、莫大な費用が請求されます。

最近ではこうした遭難の捜索費用、救助費用の補填を目的とした保険が出てきました。 日本費用補償少額短期保険といいます。

レスキュー費用保険です。

年間保険料は5,000円で、補償は300万円までです。死亡、入通院、賠償責任に対する補償はありません。 申し込みはネットで用紙を請求して、ゆうちょ銀行か郵便局で保険料を払いこみすることになります。 又、登山届けの提出義務化が施行されています。

山岳事故は経験してからでは遅いということを十分に理解しましょう。

該当する山は北アルプス、御嶽山、焼岳です。山岳事故が多いのでこれからは登山届けの義務化が更に他の山でも進むでしょう。

登山される前に確認が必ず必要です。

当然これ以外の山でも登山届けは常識です。

遭難した時の唯一の個人データです。

各山の登山口の登山届けポスト、県の防災課、県警本部地域課、あるいは所轄の警察署、交番、派出所に郵送、FAXなどの手段で提出してから登りましょう。

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