山でおいしいご飯の炊き方

山でおいしいご飯の炊き方写真出典

テント泊や避難小屋での食事は家で食べるようなわけにはいきません。

長い時間登山道を歩き、急登に耐えて、岩と格闘して頂にたどり着く。風に吹かれ、雨に打たれてようやく所定のテン場に到着する。疲労困ぱい、何もする元気もなく、早く温かいテントで横になりたい。

こんな時でも明日の体力を作るためには食事をしなくてはなりません。体にムチ打って食事の準備をします。辛いです。


調理が簡単!便利な食材

最近は便利になりました。このような時でも短時間で簡単にできるご飯があります。

フリーズドライアルファー米です。

フリーズドライはお湯をかけるだけでご飯になります。山男、山女にはあまり評判がよろしくない。何故か?うまくないからです、お米の芯が残る場合があり、なかなか均一に熱が通りません。上手に作る人も居るかもしれませんから断定はできません。

アルファー米の方が失敗が少ないです。アルファー米とは一度炊いた後、乾燥させたお米のことです。お米を入れた容器にお湯を注いで出来上がりです。

フリーズドライもアルファー米もたくさん市場に出回っていますから、いろいろ試してみてください。

お湯を沸かすことも面倒な人はおにぎりを持参するか山行きの前に炊いたご飯をビニール袋に入れて持って上がるかです。


やっぱりご飯は白米から

しかしご飯くらいはちゃんと白米を最初から炊いて食べたいという人は無洗米を適量持って、最小限の炊飯用具を持って山にいきましょう。多少、ザックが重くなり夕食の準備に時間がかかるが、それがテント泊の醍醐味と思って覚悟する。実はこのようなこだわりの山好きな人は結構多いのです。みなさんおいしいご飯の炊き方を心得ています。

そのおいしいご飯の炊き方を覗いてみましょう。


準備するもの

  • お米(白米の無洗米)
  • ストーブ+ライター(点火装置付きでもライターは必ず持参)
  • コッヘル(クッカー アルミ製)
  • ガスカートリッジ
  • 軍手
  • ナルゲンボトル
  • 吹きこぼれ用雑巾
  • マグカップ(計量してスジを入れておく)

①無洗米

1食ごとにビニール袋に入れておく。1食1合が目安(150~160g)

(水の量は米の重量×1.45倍が基準)従って160×1.45=232ml となります。

②お米を水に浸ける

火にかける前に、なるべく長くお米を水に浸す。夏なら30分くらい、冬なら1時間から2時間くらい。標高の高い山の場合は気圧が低くなります。お湯は通常100℃で沸騰しますが、標高が高いと早く沸騰します。注意しないとお米の芯が残ったり、粉っぽさが残る場合があります。これを防ぐため、なるべく長くお米を水に浸す。鍋とフタとのスキマを無くす。などが有効です。

③お米を炊く   

ストーブにかけ、最大の火力で吹き上がるまで火力を落とさないで炊く。ふたの上に石などを乗せる。吹き上がったらストーブの火力を最低に落とす。そのまま20分くらい放置。

④炊き上げ    

20分放置したら最低10秒くらい最大火力で炊いて水分を飛ばす。コッヘルを逆さにして15分くらい蒸らす。


今回のまとめ

  • 山でおいしいご飯の炊き方
  • 調理が簡単!便利な食材
  • やっぱりご飯は白米から

基本的にはこんな調子ですが、これでなくてはならないことはありません。みなさん何度も経験を積むことにより固有のスタイルを身に付けておいしいご飯を炊いています。

トライ&エラーで工夫しながら挑戦してみてください。

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