山小屋には特別なマナー、ルールがあります

山小屋には特別なマナー、ルールがあります

山小屋1

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富士山の夏

シーズン中の 山小屋 の混雑ぶりは大変です。

わずか2ヶ月余の間に30万人近い登山客が押し掛け、その内の何割かの人が山小屋に宿泊します。

富士山の吉田、富士宮、須走、御殿場の4つのルート上には大小47軒ほどの山小屋があり、これほど多くの山小屋が存在する山は他にありません。

それでも登山客の宿泊者の数と山小屋の収容人数とは大きくかけ離れているため、これ以上の収容は無理と思われるところまで詰め込まれるわけです。

結果一枚の布団に3.4人が寝るという、信じられないような現象が起きています。

これは毎年繰り返し行われていることで、決して単年度だけの現象ではありません。

当然のことながら、こうした混雑状態でも混乱が起きないように山小屋独特のルール、マナーが存在し、宿泊者は粛々とこれを守りながら登山をしています。

外国人から見ると全く異様な風景に見えるでしょうが、実際に山小屋に行ってみると、結構外国人もルールに従って、日本人と一緒に枕を並べて寝ています。

山では水は貴重です。電気はありません、風呂もありません、トイレは共同で水洗ではありません。かなりの不自由さがあります。それが山小屋です。

これは富士山に限りません。人気の白馬岳や穂高連峰、八ヶ岳など国内のどの山の山小屋でもルール、マナーは同じです。

もちろん例外的に、山の麓などにある山小屋の1部では、一般の旅館と同様なサービス、設備を有するところもあります。

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山小屋2

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そのルール、マナーをまとめてみます

管理人がいて寝具や食事が供される山小屋の場合です。

・山小屋の事前予約はルールです。

・食事の準備の都合がありますので必ず予約を入れておきましょう。

・但し緊急事態の場合は原則予約なしで泊まれます。

・チェックインはPM15.00までに、遅くともPM16.00までです。山はPM16.00以後急速に暗くなります。

安全面でこれは厳守です。

また食事時間に間に合わなくなる恐れがあります。

遅くなると食事がとれない場合があります。

・山小屋は原則相部屋です。

・例え個室を予約してあっても混雑している場合は相部屋となります。これもルールです。

・山小屋はチェックイン時に料金を前払いします。これもルールです。


トイレは共同です

トイレの使用方法は山小屋によって異なります。

使用方法を必ず確認してから使うようにしましょう。

トイレは一般的に、バイオ式トイレ、水浄化循環式トイレ、焼却式トイレ、簡易水洗式トイレなどがあります。

特に使用後のペーパーの処理方法がそれぞれ異なりますので表示された使用方法を厳守してください。

トイレは大体が有料(100円~300円/回)ですが無料のところもあります。

山小屋は禁煙です。

山小屋の食事時間は大体PM18.00~PM19.00です。

遅れて山小屋に到着して食事時間に間に合わず、食事ができない場合があり、山小屋の管理人と登山客との間でトラブルになる場合があります。

遅れる場合は必ずその旨、連絡しましょう。

山小屋の就眠消灯時間は大体PM20.00~PM21.00です。

これを守らない登山客が多いためトラブルが多く発生しています。

消灯時間が過ぎても飲んで騒いだり、友達同士おしゃべりしたり、また消灯時間が過ぎても荷物の整理などしてガサガサ音を出している人。

全部NGです。


登山靴やストック、ザックなどの取違いが多く発生しています

人が見ても分かるくらいの目印をそれぞれに付けておきましょう。

夜間、トイレや早出する時にはライトの光を他の人の顔に当てないよう注意が必要です。

就眠まえに枕元に小型ライト、ヘッドランプを置いておきましょう。

ザックの中に入れておくと、夜中に出し入れのための音がして、他の人の眠りの邪魔になります。


まとめ

山小屋には特別なマナー、ルールがあります
そのルール、マナーをまとめてみます
トイレは共同です 
登山靴やストック、ザックなどの取違いが多く発生しています

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