渓流のヤマメの毛バリ釣りの4つのポイント

渓流のヤマメの毛バリ釣りの4つのポイント

毛バリ釣りの最大の魅力は、なんといっても、水面下の魚が見えるという点だ。自分の巻いた毛パリに向かって、銀色に光る魚影が走った瞬間、エサ釣りとはまったく異種の興奮に誰もが胸を踊らせるはずだ。毛バリ釣りは、渓流をフィールドとした最高のゲームフィッシングなのである。ここでは渓流のヤマメの毛バリ釣りの4つのポイントを紹介する。


毛バリ釣りのシーズンは?

減水シーズンも毛バリなら好条件 梅雨も明けて、いよいよ夏に差しかかってくると、渓流では水量が減り始め、エサ釣りには難しいシーズンの到来となる。水の多い季節には、川虫を中心とした水中の流下物を追っていたのだが、それが減水期に入って流れてこなくなると、視線を水中から水面へと移し、水面を流れてくるアリなどの陸生昆虫に集中するようになる。だから、水面近くで勝負する毛バリ釣りにとっては、減水期こそもってこいのシーズンとなるのだ。


道具はなにを揃えればいい?

ロッドは3.5m程度のやや胴にのった調子のサオが、もっともラインを飛ばしやすい。これにロッドと同じ長さのテーパーラインに 0.81mのリーダーという組み合わせが最も使いやすい。あとは毛バリを結べば釣りができる。この和式の毛針はフライフィッシングで使うものとは違い、作りが単純である。基本的に、アクションを加えることで魚を誘惑する釣りであるからシンプルでかまわない。毛バリのカラーやサイズは天候や時期によって変わる。曇った日や濁った川では派手な毛バリを選ぶとよい。減水して水の澄んだ夏の川では、反対に黒っぽい毛バリを使う。初めのうちは複数のバリエーションの毛バリを用意して、いろいろ試してみよう。そのうち「この季節のこの川ではこのパターン」というように、自信の作ができるようになるはずだ。

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どんなポイントを狙えばいい?

雨などで増水したときには、通常砂底の浅瀬になっているような部分や、岸寄りにできた穏やかな水面を流せばよいし、減水すれば石周りや倒木などの障害物の前後にできる深みを釣ればよい。 また、水が澄んでいる川の日中は木や石の陰がねらい目になるし、濁ったときには魚に見えやすいように、いつもより深めに流すようにする。


毛バリの流し方はどうする?

毛バリを流すコースは、水面に落ちた自然のエサと同じように、流れの筋からはずれないことが大切だ。 水面をよく観察すると、いくつもの流れがよれながら1本の緩い筋となって集まっていくようなところがある。ここで魚はエサを捕るのである。ラインやリーダーがついているので、最初から最後までずっと筋からはずさないことは難しいが、少なくとも魚が出ると読んだ場所を通過する間は、ドラッグのかからない状態で筋に沿って流がれるようにしたい。魚の警戒心を解くためには、ラインを緩めて流すことである。毛バリを打ち込んだ ら、まずリーダーやラインがべったり水面に着かないように穂先は高めに保つ。そしてラインが穂先から水面までゆったりとたるんだままになるようにサオで操作しながら流していくのだ。早アワセをしても 魚の口から毛バリが抜けるだけである。大架沙義にいえば、ダッシュしてきた魚が毛バリをパクンとくわえて、次に反転して、その毛バリをもって川底へ帰っていくところまで確認してからサオを上げればいいのだ。はじめのうちは、どうしても魚が見えた瞬間にあわててサオを上げて空振りしてしまうのだが、あわてることはない。ラインが緩んでいるかぎり魚は毛バリを放さない。 緩めて流して、待って合わせる。このふたつを守れば、毛バリ釣りは難しくはない。


今回のまとめ

  • 渓流のヤマメの毛バリ釣り4つのポイント
  • 毛バリ釣りのシーズンは?
  • 道具はなにを揃えればいい?
  • どんなポイントを狙えばいい?
  • 毛バリの流し方はどうする?
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